Amazonプライムで観られる「ワンダー君は太陽」。
字幕版も吹き替え版もあるので、お子さんと観るにもオススメですよ。
泣ける映画と評判ですが、実際どうなのでしょうか。
「ワンダー君は太陽」のあらすじ、感想、印象に残ったシーンを
まとめました。
目次
『ワンダー君は太陽』のあらすじ
オギーは、両親とお姉ちゃんの四人家族。
トリーチャーコリンズ症候群のために、
顔の形成手術を27回受けてきたオギー。
10歳になる現在まで、
学校には通わずに、母親から勉強を教わってきた。
しかし、母親のすすめで、5年生から学校へ通うことになったオギーは、
見た目や食べ方などから好奇の目にさらされることになる。
それでも、ジャックやサマー、担任教師や校長先生に支えられ、
オギーは学校生活での困難を乗り越えていく。
『ワンダー君は太陽』の感想・ネタバレあり
まず、オギーの両親、姉、校長先生、家庭環境など、
オギーは病気を抱えながらも、恵まれた環境であったことが救いとなっていたと思う。
両親は、オギーをかわいそうな目で見ることもなく、
産んだことを後悔することもなく、愛情を注いてきた。
お母さんは前向きでパワフルな人だし、
お父さんはいつでもオギーの味方をしてくれる人。
弟に親からの注目を奪われ、寂しさを抱えながらも、
オギーをいじめたり、八つ当たりしたりしない手のかからない姉。
明るい家族と経済的余裕のある家庭。
担任教師は、オギーを気にかけてくれるし、
校長先生も人間的に素晴らしい人。
ジャックは、校長先生とママに頼まれて、
渋々オギーと友達になったけれど、
だんだん本当に仲良くなり、いじめっ子と闘ってもくれた。
周りに流されず自分の判断基準を持っているサマーも、
オギーを好奇の目で見ずに、普通に接してくれた。
そういう存在がいてくれたことは、
オギーにとっては辛い中でも希望だったと思う。
もちろん、オギー自身が、理科が得意であったことも功を奏したし、
好奇の目に負けなかったこともすごい。
それでも、個人的に登場人物の中で素晴らしいのは、お母さん。
お父さんはまだ小学校に行くタイミングじゃないと二の足を踏んでいたけれど、
お母さんは今がチャンスだと決断して、オギーを励まし、支えて。
学校に行くことで、お母さんも辛いことが増えるのに、
あえて行かせて踏み出した勇気。
健常児であっても、子育ては悩むことの連続で、
嫌になることもたくさんあるし、
母親をやめたくなることもある。
それでも逃げることなく、前向きにオギーを育てるお母さんがやっぱりすごいなと。
私に足りないのは、このお母さんのような、
前向きさとパワフルさだなと痛感。
『ワンダー君は太陽』の印象に残ったシーン
お母さんが、学校前でオギーを待っていると、
オギーが男の子とおしゃべりしながら歩いてきた。
そして、お母さんに「ジャックを家に連れて行っていい?」と。
その時のお母さんの顔。
うれしいような信じられないような、何とも言えない表情が、
さすがジュリアロバーツだなという感じでした。
『ワンダー君は太陽』の印象に残った言葉
オギーの心の声
「ハロウィンは仮想できるから最高。いつもペスト菌扱いで誰も僕に触らない。
(けどハロウィンなら誰とでもハイタッチできる)」
ヴィラの心の声
「オギーは太陽で、ママとパパと私はその周りの惑星。
でも弟は大好き。この太陽系にも慣れたわ」
弟にかかりっきりのお母さんに対して。
「一度でいいから私を見てほしい」
校長先生の言葉
オギーをいじめた子とその両親に対して。
「オギーの見た目は変えられません。我々の見る目を変えなくては。」
『ワンダー君は太陽』の泣けるシーン
泣けるシーンはいくつもあって、
初めて観た時は終始号泣していたのですが、
二回目に観て一番泣けたのが、
お姉ちゃんであるヴィラが高校の演劇でヒロインを演じた後のお母さんと目が合うシーン。
お母さんとヴィラの表情が最高。
いつもお母さんに自分をみてほしいと願っていたヴィラにとって、
演劇を観てもらえたことは、この上ない喜びだったはず。
願いが叶って、親子の想いが通じ合ったシーンでした。
何より劇中劇のヴィラの演技がすごく光っていました。
『ワンダー君は太陽』は誰にオススメ?
オギー目線だけでなく、
オギーを取り囲む人々のオムニバス映画なので、
幅広い人に受け入れられる映画なのではないかと思います。
私自身がこの映画を知ったきっかけは、
子ども(中学生)に教えてもらったからなのですが、
子ども自身も気に入って観ていました。
普段映画で英語が聞き取れない私でも、
聞き取れる部分が多かったので、
英語の勉強をしたい初心者向けかもしれません。
まとめ
『ワンダー君は太陽』のあらすじ、感想、印象に残ったシーンを見てきましたが、
いかがでしたでしょうか。
人間て醜い部分もあるけど、
捨てたもんじゃないよねと思えたし、
元気をもらえる映画でした。
以上、「『ワンダー君は太陽』は泣ける?あらすじ、感想、印象に残ったシーンまとめ。」
でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!